八名丸
新城で「地元らしい味」を探しているなら、ぜひ知っておきたいのが里芋の在来品種 「八名丸(やなまる)」 です。名前の由来は、生産発祥地である旧八名郡(現在の新城市一鍬田地区)の地名「八名」と、ころんと丸い形から。昭和20年ごろに命名されたとされ、地域に根付いてきた“新城の味”のひとつです。
八名丸の魅力は、なんといっても 粘りの強さと、やわらかさ。火を通すとほっくりしながらも口当たりがなめらかで、里芋好きの方はもちろん、「里芋はちょっと苦手…」という方にも試していただきたい食感です。素朴なのにしっかりおいしくて、料理の主役にも名脇役にもなってくれます。
出荷の時期は 8月から3月。秋冬の新城観光と相性抜群で、道の駅や直売所などで見かけたらぜひ手に取ってみてください。おすすめの食べ方は、定番の 煮物やおでん。だしをぐっと吸って、やさしい旨みが広がります。もうひとつは、皮ごとゆでて食べる キヌカツギ。素材の良さがそのまま味わえて、旅先の“買って帰りたい一品”になります。
新城の旬を感じるお土産に、そして旅の食卓の思い出に。季節に出会えたら、ぜひ「八名丸」を味わってみてください。