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石雲寺(節分草)

石雲寺(節分草)

【奥三河の春を告げる】石雲寺で可憐に咲く「セツブンソウ」に出会う旅

皆さん、こんにちは。 暦の上では春を迎えましたが、まだ寒さが残るこの季節。奥三河の新城市にある「石雲寺(せきうんじ)」へ、ひと足早い春の訪れを探しに行ってきました。

今回のお目当ては、この時期にしか出会えない希少な野草「セツブンソウ(節分草)」です。

境内に広がる「春の妖精」

石雲寺は、鳳来寺山のふもとに位置する静かなお寺です。 到着すると、まずは立派な石垣と青空に映える本堂が迎えてくれました。

境内の斜面や木陰をそっと覗いてみると……ありました! 枯れ葉の間から顔を出しているのは、直径1cmほどの小さな白い花。

セツブンソウはキンポウゲ科の多年草で、関東以西の限られた場所にしか自生しない珍しい植物です。ちょうど節分の時期に花を咲かせることが名前の由来だそうです。

5cmほどの細い茎の先に、透き通るような白い花を咲かせるその姿は、まさに**「春の妖精」**。 よく見ると、中央にある黄色や紫色のしべがアクセントになっていて、なんとも言えない可愛らしさがあります。

梅の香りに包まれて

石雲寺は「梅の寺」としても有名です。 訪れた日は、早咲きの白い梅が青空に向かって花を開き始めていました。

案内板には「生梅の販売」の文字もあり、地元の方々に長く愛されている様子が伝わってきます。園内を歩くと、ほのかに甘い梅の香りが漂い、心まで解きほぐされるような穏やかな時間が流れていました。

池のほとりの癒やし風景

境内の池では、カモが気持ちよさそうに泳いでいました。 赤い太鼓橋や石灯籠、そしてその足元を埋め尽くすように咲くセツブンソウの群生。 どこを切り取っても絵になる、日本の原風景のような美しさです。

石雲寺のセツブンソウ 見ごろ情報

  • 見ごろ: 1月末~2月中旬
  • 場所: 石雲寺(愛知県新城市副川字地美沢7)
  • 特徴: 厳しい寒さの中で一番に咲き始める、早春の使者です。

非常に小さく繊細な花ですので、ぜひ足元に注意しながら、優しく観察してみてくださいね。

冬から春へと季節が移ろう、今だけの特別な景色。 皆さんも、石雲寺へ「小さな春」を探しに出かけてみませんか?

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