馬背岩

馬背岩

湯谷温泉の名物、川の真ん中に“馬の背”が現れる──国指定天然記念物「馬背岩(うませいわ)」へ

豊川の支流・宇連川(うれがわ)沿いを走っていると、思わず立ち止まって見入ってしまう不思議な岩があります。
それが、湯谷大橋から全貌を眺められる「馬背岩(馬の背岩)」。

川の中央に、まるで馬の背中みたいに“すっと盛り上がって”残っている姿は、初めて見るとちょっと驚きます。


湯谷大橋から見える、細長い岩の正体

馬背岩は、幅約5m・長さ約122mにわたって伸びる安山岩の岩脈
周囲の河床をつくる岩(凝灰角礫岩)よりも緻密で硬いため、長い年月の浸食に耐えて、川の真ん中に“背骨”のように残りました。

名前の由来も、そのまま形から。
中央が盛り上がった姿が「馬の背」に見えることから、**「馬の背岩」**と呼ばれています。


1500万年前の火山活動が、今の景色をつくった

奥三河一帯では、おおよそ1500万年前に大規模な火山活動がありました。
その後、断層運動でできた南北方向の割れ目に、安山岩質の溶岩が流れ込み、急に冷やされて板状に固まっていきます。

そして、気の遠くなるほど長い浸食の時間のなかで、硬い部分が岩脈・岩床として残り、尾根や滝、こうした見どころを形づくっていった…というわけです。
「自然の造形って、スケールが違うな」と感じられる場所です。


“小型”でも目立つ!湯谷観光の立ち寄りスポット

宇連ダム周辺には、数キロに及ぶ岩脈がいくつもあるそうですが、馬背岩は規模としては小型の部類。
それでも、湯谷という観光地のひときわ目立つ場所にあるので、気軽に見に行けるのが魅力です。

しかも馬背岩は、昭和9年(1934年)に国指定天然記念物
温泉街の散策に、こういう“地球の歴史が見えるスポット”が入ってくるのが湯谷の面白さですね。


こんな楽しみ方がおすすめ

  • 湯谷温泉でのんびりしたあとに、湯谷大橋からさくっと眺める
  • 写真好きなら、時間帯を変えて 川面の反射と一緒に撮ってみる
  • 「ただの岩じゃない」と知った上で見ると、印象がぐっと変わります
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